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Microsoft 365とGoogle Workspace
業務用Gmailのバックアップ
業務用Gmailのバックアップとは、ドメイン内の各メールボックスを少なくとも1日1回外部ストレージへコピーし、メッセージやフォルダーを任意の日付の状態で元に戻せるようにすることです。別のメールボックスへの転送やゴミ箱だけでは、このような履歴は得られません。
2026年10月更新読了時間3分出典5件
要点
- メッセージ、添付ファイル、ラベルを、個人のメールボックスとグループのメールボックスの両方についてコピーします。
- バックアップがなければ、削除されたメッセージはゴミ箱の30日間+管理者による復元の25日間を過ぎると消えます。
- Google Chatはメールではありません。「Gmail」向けのツールが対応しているとは限りません。
- 乗っ取りが発生したら、復元する前にセッションを無効化し、フィルタを削除します。
コピーする対象
- メッセージ、スレッド、添付ファイル、ラベル。多くのチームではラベルこそが実際の整理体系です。ラベルを失うと、メールボックスは使い物になりません。
- 個人のメールボックスとグループのメールボックス(
facturation@、bonjour@など)。 - 業務が依存している場合はカレンダーと連絡先。厳密には「Gmailの中」にあるわけではありませんが、利用者にとっては一体のものです。
- 下書きは価値がある場合のみ。通常はその必要はありません。
Google Chatのチャットやスペースはメールではありません。「Gmail」向けのツールが対応しているとは限りません。これらのやり取りが証拠として重要な場合は、別途確認してください。
設定
頻度は少なくとも毎日です。Cybermalveillance.gouv.fr(フランス政府のサイバー被害支援プラットフォーム)は、1日、1週間、1か月分のデータを失った場合の損失を考えて頻度を決めるよう勧めています。運用上の保持期間は30~90日間です。ツールのアクセス権限は最小限にし、管理者は二要素認証で保護します。攻撃者がバックアップのコンソールを狙い得る期間中は、コピーを削除できないようにします。失敗ログは必ず誰かが確認します。
初回のエクスポートは履歴全体を取り込むため時間がかかります。その後は新しいメッセージのみを取り込みます。添付ファイルの容量には注意してください。図面や写真を扱う数個のメールボックスの方が、テキスト中心の100個のメールボックスより容量が大きいこともあります。
導入時のチェックリスト:
- 個人用およびグループ用メールボックスの一覧。
- ツールのアクセス権限を承認済み、管理者アカウントは二要素認証で保護。
- 頻度と保持期間を文書化。
- 初回エクスポートの完了と確認。
- 検証用メールボックスへのラベル付きの初回テスト復元。
バックアップなしでGoogleが提供するものと、その限界
- ゴミ箱。削除されたメッセージは、ユーザーのゴミ箱に30日間残ります。
- 管理者による復元。この30日間の後、管理者はさらに25日間、管理コンソールからメッセージを復元できます。その後は完全に削除されます。
- 削除されたアカウント。管理者は、削除後20日以内であればユーザーを復元できます。それ以降はデータが失われるとGoogleは説明しています。
- Vault。エディションに含まれ、必要が生じる前にルールが設定されていれば、検索用にメッセージを保持します。VaultのFAQは、バックアップやアーカイブのツールとして設計されていないと明記しています。
いずれの仕組みも、自社で管理し、ドメイン外にあり、半年ごとにテストされるバージョンの保管庫ではありません。
メールボックスが空にされたら
セッションを無効化し、フィルタと転送設定を確認し(攻撃者が追加していることがよくあります)、空にされる前の日付のコピーを選んで検証用メールボックスへ復元し、その後ユーザーに戻します。削除が最近であれば(ゴミ箱内、または消去から25日以内)、Googleの管理者による復元でもメッセージを戻せる場合があります。速やかに確認してください。手順の詳細はメールボックスが空にされた、または乗っ取られたをご覧ください。
WeDoBackの場合
業務用Gmailは、Google Workspaceのメール、カレンダー、連絡先のバックアップ範囲に含まれます。エージェントはアドレスごとに課金されます。ストレージは「メールボックス無制限」の定額制ではなく、実際の容量に応じて課金されます。SMART(1TBあたり月額49.99 €、税抜)またはINTEGRAL(容量に応じて1TBあたり月額100 €~65 €、税抜)です。メッセージはお客様が保有する鍵で暗号化され、Googleのドメインとは別のバックアップサーバーへ送られます。コンソールで選んだ頻度がRPOになります。復元時間の数値は公表していません。メールボックスの容量によって異なるため、テストで測定します。
よくある質問
別のメールボックスへの自動転送はバックアップになりますか?
なりません。転送でコピーされるのは新しいメッセージだけで、ラベルも日付ごとの履歴も含まれません。また、個人データを、多くの場合保護の弱いメールボックスに複製することになります。さらに、インシデント前のメールボックスの状態に戻すこともできません。
管理者は2か月前に削除されたメールを回復できますか?
Googleの標準ツールだけではできません。メッセージはゴミ箱に30日間残り、その後管理者はさらに25日間復元できます。それを過ぎたら、バックアップが必要です。削除前に設定したVaultのルールがあれば検索はできますが、業務の再開には役立ちません。
Gmailはどのくらいの頻度でバックアップすべきですか?
少なくとも1日1回です。メールが受注窓口であれば、さらに頻繁に行います。コピーの間隔は、失っても許容できるメッセージの量に相当します。
出典
2026年10月に参照した資料です。
- Restore a user’s permanently deleted email(ユーザーの完全に削除されたメールを復元する) — Google Workspace管理者ヘルプ
- Restore a recently deleted user(最近削除したユーザーを復元する) — Google Workspace管理者ヘルプ
- Google Vault FAQ(Google Vaultのよくある質問) — Google Vaultヘルプ
- ランサムウェア:組織が攻撃を受けた場合の対応(フランス語) — Cybermalveillance.gouv.fr
- プランと料金 — WeDoBack
