イミュータブルバックアップ
誰も変更・削除できないバックアップ
従来のバックアップは、バックアップ自体が無事である限りデータを守ります。しかし、ランサムウェアや操作ミスによってバックアップが削除されることもあります。イミュータブルバックアップは、お客様が設定した期間、各バージョンをロックします。読み取りと復元はできますが、変更はできません。
仕組み
一度書き込み、必要なだけ読み取る
イミュータブルバックアップはWORM(Write Once, Read Many)技術に基づいています。データは一度だけ書き込まれ、その後ロックされます。保持期間中は閲覧・復元できますが、変更も削除もできません。
一度だけの書き込み
各バックアップは新しいバージョンとして保存されます。以前のバージョンが上書きされることはありません。
自由な閲覧と復元
ロックされたどのバージョンも、必要なだけ何度でも閲覧・復元できます。
期間限定のロック
保持期間は最長10年までお客様が選択できます。保持期間中は、管理者であってもどのバージョンも変更・削除できません。すべての操作は記録され、保存されます。
補足:削除操作もそれ自体がイベントとして記録されます。履歴も文書も消えることはなく、保持期間中はバックアップを閲覧・復元できますが、ファイルを変更することはできません。
イミュータブルが必要な理由
違いが出る3つの場面
バックアップは、必要なその日に残っていなければ意味がありません。ロックはこの最後の砦を守ります。
サイバー攻撃
ランサムウェア
攻撃者は、身代金を支払わせるために、まずバックアップを破壊しようとします。盗まれたPCなどから認証情報を入手しても、ロックされたバージョンを暗号化することも削除することもできません。
人的要因
操作ミスと内部不正
社内からの誤った削除や意図的な削除も、保護されたバージョンには及びません。ファイルを元の状態に復元できます。
コンプライアンス
法令に基づくアーカイブ
一部の文書は、改変なしで数年間保存する必要があります。WORMモードは、文書が元の状態のまま保たれていることを示すのに役立ちます。
導入の流れ
イミュータブルバックアップの仕組み
1
容量を選ぶ
保護するデータに合わせて、イミュータブルストレージの容量を100 GB単位で確保します。
2
スケジュールを設定する
各マシンにインストールしたエージェントが、お客様が指定した時刻と頻度で、選択したデータをバックアップします。
3
各バージョンをロック
データはお客様のマシン上で、お客様だけが保有する鍵で暗号化された後、書き込まれ、ロックされます。バージョンは上書きされずに追加されていきます。
4
期限が来るとロックが解除
各バージョンは、選択した保持期間(最長10年)の終了まで保護されます。それ以上保存する場合は、契約を更新し、新たに10年間のストレージをご利用いただけます。
バックアップ戦略の一部として
WeDoBackのご契約の有無にかかわらず
イミュータブルは日々のバックアップの代わりではありません。失うわけにはいかないバージョンを確実に守るものです。2通りの使い方があります。
単独で
最も機密性の高いデータに
当社のバックアップをご契約でなくても、イミュータブルストレージは単独でご契約いただけます。対象マシンごとにエージェントが1つ必要です。
ロックされたデータはどこに保存されますか?
ホスティング、暗号化、保持期間:当社のイミュータブルストレージの仕組みをご覧ください。
バックアップを攻撃の届かない場所に
保護するデータと保存期間をお知らせください。最適な容量と構成をご提案します。
電話とメールによるサポート:9:00~13:00、14:00~17:30(パリ時間)。
